新インナーゲーム
こんにちは、ともちです。
今日はティムガルウェイさんの「新インナーゲーム」を読んだ感想をご紹介したいと思います。
この方は有名なテニス選手だったそうで、知人から薦められて読みました。
スポーツの話かと思いましたが、実はメンタルをどのように維持したり集中していくかといったビジネスにも通用する自己啓発の本です。
私は、明日からでも始まれるようなストレスや雑音に振り回されない集中法を見つけたいと思ってこの本を手に取りました。
この本にもたくさんの学びがあるのですが、その中でも私が特に受け取った大きなメッセージは、視覚や感覚のイメージを活用して、心と頭、体の対話をする、そして自分の直感や本能といった体から発しているメッセージに任せきるということが、集中するためには大切だと説いています。
例えで言うと、自分の中に二つの人格があって、一つは理性で考える親のような存在、そしてもう一つは、子供のような存在で、こちらが本能や筋肉を支配しています。
スポーツの時にはこの子供のような存在を、完全に信じて、そして親(理性)がガミガミ言わないことが大切だそうです。
それから、五感を使って、今に集中すること。マインドフルネスですね。
また、自分自身だけが勝つ対象だと割り切ることも大切だと思いました。これは先日の読書録に載せたえんりけさんの本にもありました。とにかく、誰かに勝つ、と言うのではなくて勝つべきは少し前の自分、あるいは今の自分、だと心得たいと思います。
ちょうど、今は引っ越しやら何やら変化の真っ最中で、私の中でもだんだんとストレスレベルが上がってきた頃だったので、あらためてこの本の感想を振り返ることができてよかったと思います。
- 作者: W.T.ガルウェイ,後藤新弥
- 出版社/メーカー: 日刊スポーツ出版社
- 発売日: 2000/07/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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