地平線を追いかけて満員電車を降りてみた
採用基準
こんにちは、ともちです。
先日は伊賀泰代さんの「採用基準」を読みました。
かの有名なコンサルティングファームであるマッキンゼーで人事のお仕事をされていた方です。
最も印象に残ったポイントは、マッキンゼーというのはとにかく自分の頭で考える力のある人を採用しているということと、そうした自分の頭で考えて、行動できる人というのがリーダーシップだということ。
そして、それは学歴や勉強で獲得するものではないこと。
例えば、マンションの自治会でテーブルにお菓子が余っていて人数分ないときに「お菓子持って帰りたい人いませんか」と聞ける人。
日常のあれ?と思ったことを、まぁいいかではなくて、勇気を出して解決方法を提案できるようなとても身近なことに潜んでいると思えました。
グリーンブック
こんにちは。
先日は映画「グリーンブック」を観ました。
近年であBlack Lives Matterなど、人種差別について考えさせられる作品や実際の事件などが気になっています。
この映画は、とても淡々としていて、一方でリアリティがあって、私は好きでした。
このピアニストとして成功している黒人は、黒人の中にも白人の中にも居場所がないと言っています。私は、日本人なのでそういった悩みはないですが、人と少し違う経験をしている場面で何となく自分の居場所を見失いがちな気持ちが共感できました。
例えば、高校が私立の学校で、周りは両家の子女が集まるようなとき、中流のつましい家庭で育った自分が何となく置いてきぼりにされてしまうような感覚に、似ているような気がしました。
自分の中で消化しきれていない感情を刺激されるような映画でした。
Becoming
こんにちは、ともちです。
先日はミッシェルオバマ元大統領夫人の自叙伝である「Becoming」を耳読しました。
何とこれ、ご本人が朗読しているんです。
元ファーストレディで、エリート中のエリートな彼女が書いた本に最初はあまり興味がありませんでした。自分とはあまりにもかけ離れていて、興味が湧かなかったのです。
ですが、彼女が中産階級の出身であったこと、黒人として女性として差別を受けてきたこと、あるいは弁護士としての輝かしいキャリアを築きはじめてから、本当に自分がやりたいことはこれではないと葛藤するところ、所々に共感できる部分を見つけて、そこからは読み終えるまでが短かったです。
とりわけオーディブルでは13時間以上と長い朗読でしたが、目で読むよりも、歩きながら聴いたりできたのでよかったです。
そして、ミッシェルオバマさんの知性とユーモアと、慈愛に満ちた文体で、今までの彼女や夫婦の歩みがよくわかる1冊でした。
お金の大学
こんにちは。
先日は知人が薦めていた「お金の大学」を読みました。
この本は、漫画のように絵がたくさんあって、資産運用や副業、そしてお金の基礎の基礎を知りたいという方にとてもわかりやすく書いてあります。
最近は、自分の身内や親しい人と、もっとお金の話をした方がいいなと思うことがいくつかありまして、そうした話をする際にも役に立ってくれそうな1冊でした。
お金のこんなこと、あんなこと人に聴きづらい、と思う人はこのような本から始めてはどうでしょうか。
その着せ替え人形は恋をする
こんにちは。
今日のおすすめは漫画「その着せ替え人形は恋をする」です。
コスプレが趣味の女子高生と、雛人形師になりたい男子高校生が出会い、恋をする物語です。
この漫画の根底にあるメッセージは、「誰が何を言おうと自分の好きなこと、趣味は貫き通せばいい」だと私は思いました。
もちろん、他人に迷惑をかけないという条件はありますが、その範囲であれば好きなものは好きだし、それを他人にあれこれ言われたりする筋合いはないし、気にしなくて良いということです。
私も、ついつい、読書録に漫画を載せたりすると「こんなの読んでると人に思われたくない」という変に気にしすぎる部分があるのですが、自分の好きなことは好きだとちゃんと表現したいなと思いました。