Becoming
こんにちは、ともちです。
先日はミッシェルオバマ元大統領夫人の自叙伝である「Becoming」を耳読しました。
何とこれ、ご本人が朗読しているんです。
元ファーストレディで、エリート中のエリートな彼女が書いた本に最初はあまり興味がありませんでした。自分とはあまりにもかけ離れていて、興味が湧かなかったのです。
ですが、彼女が中産階級の出身であったこと、黒人として女性として差別を受けてきたこと、あるいは弁護士としての輝かしいキャリアを築きはじめてから、本当に自分がやりたいことはこれではないと葛藤するところ、所々に共感できる部分を見つけて、そこからは読み終えるまでが短かったです。
とりわけオーディブルでは13時間以上と長い朗読でしたが、目で読むよりも、歩きながら聴いたりできたのでよかったです。
そして、ミッシェルオバマさんの知性とユーモアと、慈愛に満ちた文体で、今までの彼女や夫婦の歩みがよくわかる1冊でした。