タッチハンガー がんばり続けてなお、満たされないあなたへ
こんにちは、ともちです。
しばらく更新ができませんでした。
今日は三砂ちづるさんの「タッチハンガー がんばり続けてなお、満たされないあなたへ」をご紹介したいと思います。
これは、仕事で疲れきって、虚しくなった時に読んで心が溶かされるような気持ちになった本です。
題名にあるタッチハンガーは、赤ちゃんのときに母親との触れ合いが足りないと、それが大人になってからの満たされなさに繋がるのかもしれないという内容だと私は解釈しています。
筆者は母子保健と疫学の専門家であり、ブラジルなどの諸外国で生まれたての赤ちゃんが保育器に入るのではなくすぐに母親と触れ合える環境が、子供の心と健康に与える影響を示唆しています。
触れ合うことで分泌される「オキシトシン」など、やはり人に触れるということはとても大切であり、癒される経験だと思える本でした。
また、それだけではなく親子関係について、生殖について、出産について、など様々な女性の人生と身体、健康について見方が広がる1冊だと思います。