ファミリーコンステレーション
こんにちは、ももちです。
今日はバートへリンガーさん他の「ファミリーコンステレーション」をご紹介します。
この本は、SNSで知人が紹介していて読んでみたいと思った本です。
今起こっている問題が、実は家族から受け継いだ思い込みや心の傷が根本にあって、それをファミリーコンステレーションのワークショップや、その他のセラピー(NLP、ヒプノセラピー、夢セラピーなどなど)を使って癒していく方法を紹介しています。
私が特に気になったのは日本人に浸透している自己犠牲の観念です。
どこかで「私さえ犠牲になれば」とか「私が我慢すれば丸く収まる」と、自分を押さえつけてしまうようなところが、日本で育った人には多いのではないでしょうか。
かく言う私も、そんな母に育てられて、無意識のうちにそんな風に振る舞ってしまうことが過去にありました。
著者は、行動を起こすよりもまず、自分の中にどのようなそうした自分を傷つけるような思い込みがあるかどうか、育てられる過程でそうした概念を植えつけられてきたかを内省すること、気づくことが大切だと言っています。
私は指人形を使って、自分の家族に本当は言いたいことを本人の目の前ではなく、その指人形に言ってみると言うようなセラピーは一度受けたことがあり、このファミリーコンステレーションのワークショップも、それに似た疑似体験をさせるようです。
興味深い内容でした。
家族の問題の根本にある感情について、向き合ってみたいときに参考になる本です。
- 作者: バートヘリンガー,ハンターボーモント,グンタードヴェーバー,Bert Hellinger,Hunter Beaumont,Gunthard Weber,小林真美
- 出版社/メーカー: コスモスライブラリー
- 発売日: 2015/09/01
- メディア: 単行本
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